効果が気になるボーンペップは卵の卵黄から見つかったペプチドタンパク質の一種であり、卵からひよこまで21日で孵化する成長の早さに関わっている成分です。ボーンペップはその効果として骨の身長や強度を高めることに関与しており、特にカルシウムと一緒に摂取することでお子さんの成長により一層プラスに働いてくれることがわかっています。こちらの記事ではボーンペップの効果についてより詳しく解説していきます。
ボーンペップの効果の一つ目には骨の身長をサポートすることが挙げられます。この効果はカルシウムと一緒に摂取することで高まり、カルシウムのみを摂取した場合よりも骨が伸びる速度が高まることが明らかとなっています。その試験について簡単に説明しましょう。
成長期のラットを使って３種類の餌を与えました。１つめはカルシウム量が少ない餌、２つ目はカルシウム量が多い餌、そして３つ目がカルシウムが多い上にボーンペップを配合した餌になります。この３つの餌のいずれかを与えたラットたちの骨の成長を比較しました。その結果、カルシウムに加えてボーンペップを配合した３つ目の餌を与えたラットたちの足の骨の伸長が明らかに大きいことが分かりました。さらに３つ目の餌に加えるボーンペップの量を調整したところ、ボーンペップの量が増えるほどのこの骨の伸長の程度が大きくなることも明らかとなりました。
こうした結果をもたらした要因はボーンペップの効果として骨端で骨の素となる細胞の数を増やし、この細胞の働きを高める効果があるからです。新陳代謝が活発な成長期の子供では骨端でより多くの細胞が作られることから、カルシウムとボーンペップを一緒に摂取することで骨の成長が促進されることが期待できます。
ボーンペップの効果の二つ目は骨密度を高めることです。我々の体には古い骨を壊して新しいものに生まれ変わらせる働きがあります。しかしこの壊す・生まれ変わらせるといった二つのバランスが崩れ、壊す方が優位となってしまうと、骨密度が低くなり脆くてスカスカな骨となり、骨折が起こりやすくなったり、骨粗しょう症になってしまう可能性もあります。こうした事態を防ぐためにボーンペップの骨密度を高める効果が役に立つのです。
マウスを使った実験でボーンペップには骨を壊す細胞の数を減らすことが明らかとなりました。これにより、壊す量が減った骨密度が高まることになります。お子さんの骨を丈夫にするにもこの成分は欠かせませんね。
ボーンペップの三つ目の効果は骨の強度を高めることです。ボーンペップとカルシウムを一緒に摂取することによって異常な曲がり方をせず、衝撃にも強い硬い骨になることがラットを使った実験でも確認されています。成長期のお子さんの骨を丈夫なものにすることがボーンペップとカルシウムを一緒に摂ることで大いに期待されます。
ボーンペップの健康な骨に関わる３つの効果を紹介してきました。いずれも机上の空論ではなく、実際に動物を使った実験でその効果が確認されているものですから、より信用がおけますね。上手にこの成分を摂取させてお子さんの骨も丈夫でしっかりと伸長させてあげましょう。